2000年代初頭より未来を見据えた素材開発と革新的な表現をテーマに、三宅一生が世代を超えて編成されたチームと共に活動をスタート。その成果として2010年にブランドが誕生しました。工学による折りたたみの構造や再生素材の研究を背景に、ブランド名には、一枚の布(1次元)から3次元の立体造形を作り出し、折りたたむことで平面の2次元に、装うことで時間や次元を超えた5次元の存在になるように、との思いが込められています。再生ポリエステル生地を基本素材としながら、天然素材との混紡、植物由来の繊維を配合した素材を開発するなど、環境・社会・生活のよりよい循環を見つめ直すデザインを目指しています。