4月22日から4月29日にかけて、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて『ISSEY MIYAKE 三宅一生』刊行記念展が開催されます。

この春、ドイツのTASCHEN社から『ISSEY MIYAKE 三宅一生』が刊行されます。
本書はデザイナー三宅一生の片腕として、50年にわたり三宅の創造を支えてきた北村みどりが前回同様に責任編集を務め、2016年に同社から刊行された同名書籍の増補改訂版です。
表紙を一新し、1960年から2022年に至る三宅一生の仕事をまとめた集大成となる1冊が完成しました。
刊行記念展である本展のメインとなるのは、同書の表紙を飾った《リズム・プリーツ》です。ISSEY MIYAKE 1990年春夏コレクションで発表されたこの作品は、楕円、丸、四角の形をしたプリーツのドレス。平面が立体にダイナミックに変容するさまは、デザインを通して驚きと喜びを伝えつづけた三宅の仕事を象徴するものです。
あわせて、このドレスをアーヴィング・ペンが撮影、田中一光がグラフィックデザインを担当したポスターも展示します。
会場には書籍も置かれ、実際にページをめくりながら、三宅の革新的な仕事の一端に触れることができる機会となります。