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HaaTのブランドコンセプトは、3つのハート。

メイド・イン・ジャパンの“心”である「HeaRT」。ヒンドゥー語でインドのクラフトマンシップを現代に伝える“手”を意味する「HaaTH」。そしてこの2つを併せ持つのが、サンスクリット語でビレッジマーケットを意味する「HaaT」。

手の温もりを感じるHaaTHでは、インドのクラフツマンシップを現代に伝えます。 北西部の都市アーメダバッドの工房に所属する伝統の服づくりに基づいた最高水準の職人たちが生み出すものは、すべが精密で手仕事とは思えないほど。手から手に受け継がれる技術を、東京発のデザインで今の衣服に活かしたい。この地に根付く伝統と文化に魅了され、ものづくりの共同作業を続けています。

HaaT ものづくりINDIA

大きな木々が生い茂る、ひときわ緑豊かな一角にある工房。代々紡績業を営んできたファミリーが、伝統技法の継承のために構えたもの。

HaaT ものづくりINDIA

職人の手仕事でひとつひとつ作られる、HaaTの服づくり。

HaaT ものづくりINDIA

黙々と手作業をしていた職人たちも、ティータイムとなると和やかな雰囲気に。

HaaT ものづくりINDIA

染色をおこなった後に出る廃液は、何度も濾過を繰り返すことで最終的に工房内にあるコンポストのミミズが暮らせるくらいきれいな水になってから川に流す。1984年に初めてインドを訪れてから今もなお、この循環システムが応用され続けている。

HaaT ものづくりINDIA

インドで作られた「HaaT」のタグには、必ず「HaaTH」の文字が書かれている。

UNIVERSAL THREADS – The making of KABIRA

HaaT ものづくりINDIA

刺し子。カビラ。
一縫い。二つの世界。
日本の東北地方で見られる刺し子は、インドでは伝統技法の「カビラ」として普及している。インドもまた、一針―針糸を刺していくことで、薄い生地に厚みと温もりを与え丈夫にする刺繍の技法を長い間継承してきた。
両国の文化に深く根ざした、このリズミカルで繊細な模様は、時代や場所を超えて絆という糸を紡ぐ。HaaTでは20年以上にわたって、カビラをはじめとするインドの伝統技法を用いて新しいテキスタイルの表現を創造している。

HaaT ものづくりINDIA

日本では、東北地方で何世紀もの間、主に農民たちが着古した衣類を無数の一針縫いで補修し、実用性と静かで日常的な美しさを融合させてきた。インドのカビラも、持続可能な職人技という同じような理念のもとに生まれた。何本ものステッチを縫い付け、重ね合わせて補強することで、暖かさと強さ、豊かな視覚的質感を生み出している。
HaaTは新しいKABIRAシリーズで、時代を超えたアイデアを探求している。インド北西部の職人たちが、何世代にもわたる知恵と現代的な表現を融合させ、命を吹き込んだ。
ライトブルー、ベージュ、ネイビーの爽やかな色合いのジャケット、ショーツ、ベストなど斬新な衣服は、優しく光沢のあるコットン・サテンに薄く柔らかいガーゼを重ねたもの。インドの職人たちは、ミシン縫いの線に沿って布を集める独特のパッカリング技法を用い、立体的な効果を呼び起こすテクスチャーの密度の波を作り出した。ミシン縫いの間隔や、使用する素材の分量など、微妙で直感的な変化により、衣服の有機的な流れがさらに形作られている。

職人は、インドの伝統的な縫い目を1cm間隔で縫う。パンツでは、ガーゼ生地を少なめに使い、縫い目を1.5cm間隔に揃えることで、軽やかさを演出している。丁寧に作られたファスナーと同じ生地で巻かれたボタンは、服全体の視覚的調和を生み出す。
耐久性。職人技。伝統。革新。持続可能性。普遍的な美しさ。インドと日本の豊かなテキスタイル文化が共有するこれらの価値観から、HaaTの新しいKABIRAシリーズが生まれた。

BORIA / DORI ボリア/ ドリ

BORIA / DORI

なるべく無駄を出さないよう、HaaTのインド製で使われるボタンやひもは服の余り布を利用した手作り。縫い代を芯に生地を包み込んで作るボタンはボリア。縫い代を芯にして作るひもはドリと呼ばれる。芯をいれずに布だけで作られる職人技。

BORIA / DORI

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