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2026.01.23 | IM MEN AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

FORMLESS FORM

始まりの予感。
美しさへの敬意。
静かなる決意。

形のない感覚は、
形によって翻訳されてきた。

形式は記号にすぎず、
本質はその奥に、そっと潜んでいる。

余計な形をそぎ落とし、
その気配に近づいたとき、

たった一枚の布に、
“ちゃんとしている”は立ち上がる。

IM MENは1月22日(木)、13世紀に学校としてパリ5区に建てられたCollège des Bernardinsにて2026/27年秋冬コレクション「FORMLESS FORM」を発表しました。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

一日の境目に現れる、暁や黄昏。なにかが始まり、なにかが終わる時。
日常の中に立ち上がる、背筋を伸ばしたくなるような感覚を、一枚の布で表すことはできないだろうか。
そんな問いを出発点としています。

「たった一枚で、ちゃんとしている。」

既存の形や型から離れ、佇まいの奥に潜む本質を探求したコレクションです。
一枚の布から、その場にふさわしい態度や意志を示す衣服を、自由な発想で生み出しました。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

CLAY

平坦な組織と、熱で収縮するリブ編みのような組織が一枚の布に共存する、独自開発のテキスタイルによって、造形的なかたちを作り出すシリーズ。起伏のある布地は、平面的なパターンからは想像できないほど彫刻的なフォルムを描き出すとともに、伸縮性があることで着る人の身体にやさしく寄り添い、動きやすさと快適な着心地を実現しています。シーンに合わせて、カジュアルにもフォーマルにも着用できるディテールをデザインしています。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

DAWN

移ろう空模様に訪れる美しい瞬間を、職人の染色技術でテキスタイルに描き出したアウターシリーズ。一枚の布の上でゆっくりと変化する色彩は、暁や黄昏の空を想起させます。手作業で3色のグラデーションを表現した布地の魅力を際立たせるため、一着ずつ裁断・縫製し、直線的なカッティングで仕上げました。大判のストールを重ねたように見える前端は、交差させてダブルコートのように着用するなど、多様なアレンジが可能です。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

OVERLAP

胸元のフラップと背中の雨よけを一枚の布でつなげたコート。布をまとめる袖口のベルトを外してポンチョのように着用したり、肩のエポーレットで布をたくし上げることで、シルエットに変化を加えることができます。コットンとナイロンの軽い布地は、自然な風合いや肌触りに加え、ほどよいハリ感を実現しています。さらにワッシャー加工を施すことで、奥行きのある表情豊かな素材に仕上げました。たっぷりとしたシルエットのパンツも展開します。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

GRADATION WOOL

ウール生地を反物ごとに染料をかけ流して染める、独特な色合いが印象的なシリーズ。一点一点異なる柄が現れ、味わい深い表情を生み出します。ショートジャケットとジャンプスーツは、サイドに配されたファスナーを開けると、ベストを重ねた2ピースのように着用することができます。ワイドパンツは、カマーバンドを思わせる太めのベルトが特徴です。上品な素材とデザインのディテールが、他にないフォーマルさを演出します。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

RAFT

立体的なボリューム感が印象的なアウターシリーズには、ダウンのような暖かさをもつ紐状の中綿を採用しています。少量でも空気を含むことで高い防寒性を発揮する中綿の特性を生かし、縦に配したキルティングが、いかだを思わせる独自の形状を生み出しています。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

KASURI

大胆さと繊細さを併せ持つ、「絣織り」のシリーズ。3色に染め分けた糸に加え、濃淡の異なる3種の糸を含む、計4種の糸を使用しています。織りの工程で柄がわずかにずれることで、直線的な中に人の手の痕跡を感じさせる奥行きが表出します。見た目からは想像できないほどふっくらとした柔らかな肌触りも魅力です。ブルゾンと変形パンツは長方形の一枚の布から構成され、豊かなドレープを描きます。ブルゾンは胸元のボタンの留め位置を変えて、フードやストールのようにして自由な着こなしを楽しめるアイテムで

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

FRONT BACK

表裏で異なる表情が魅力のウール地を使用したシリーズ。マットな質感の表面に対し、裏面は上品な光沢感のあるサテン地であることが特徴です。コートとジャケットは身頃から袖にかけてひとつづきのパターンで作られているため、折り返しとなる襟から袖に裏面のサテン地が現れる構造です。袖を通さず着用するとロングベストのような着こなしができ、袖はフードやストールのように巻いたり、自由なアレンジを楽しめます。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

SELVEDGE WOOL

毛織物の産地として知られる尾州で、紡績から加工まで一貫して作られた、上質でしなやかなウール地を使用したシリーズ。流れるようなドレープを強調するように、布地の耳には「IM MEN」と織り込まれています。四角形に折り畳むことができる構造をもとに作られており、着用すると有機的なドレープが現れるのが特徴です。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

LEATHER PLEATS

大きなプリーツで構成された、天然皮革のバッグシリーズ。ブランドの衣服と同様に鋭さと柔らかさを併せ持つカッティングで仕上げました。触れたときのしなやかさと、使い込むごとに増す自然な光沢が、素材そのものの価値を引き出します。

AUTUMN WINTER 2026/27 COLLECTION

TO GO

持ち帰り用のコーヒーカップから着想し、異なる素材に置き換えることで、カップそのものが持つシルエットの面白さを浮かび上がらせたプロダクト。日常の中に潜むかたちの魅力や、それを扱う動作に宿る美しさを引き出すとともに、素材がもたらす印象の変化を提起するデザインです。

本コレクションの全てのルックは以下のページでご覧いただけます。

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