ISSEY MIYAKE KYOTOのKURAではKURA展「Ronan Bouroullec: Drawings」を開催しています。

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEがパリにて2024/25年秋冬コレクション「Immersed in the Wilds of Creativity —没入。野性溢れる創造力—」を発表。同コレクションは、パリを拠点に活動するデザイナー兼アーティストのRonan Bouroullec（ロナン・ブルレック）氏とのクリエイティブ・セッションを通じて創作されました。

2000年にパリの「A-POC」店舗設計を弟のエルワン氏とともに手がけるなど、イッセイ ミヤケ社との関わりが深いブルレック氏は、そのデザイン活動と並行してアート作品を多数制作。ライフワークであるドローイングは、世界中の美術館や財団で収蔵され、国際的に高い評価を受けています。

ブルレック氏が普段使用しているスケッチブック。そこには数々のドローイング原画が描き留められていますが、本展では2冊のスケッチブックのなかから原画を2点、特別展示します。また壁面にはスケッチブックのページをひとつひとつめくる様子を収めた記録映像を展示し、色面の陰影とその多層性を味わいます。

偶発的に、直感で描かれた線が一筋、一筋、堆積する。始まりも終わりもないドローイングを通じて、ブルレック氏の目に映る世界のリズムをぜひ感じとってください。