コンテンツに進む

2018.11.01 | ISSEY MIYAKE KYOTO | KURA 「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」

ISSEY MIYAKE KYOTOのKURAではKURA展「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」を開催しています。

KURA展「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」
KURA展「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」
KURA展「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」

出演:重野和夫 葛西郁子/撮影・編集:岡本憲昭

KURA展「締(しめ)と絣(かすり)-京の職人たち」

布の一部を防染しながら染色することで文様を浮かび上がらせる“締”。あらかじめ染め分けた経糸(たていと)を組み上げて文様をつくりだす“絣”。イッセイ ミヤケは、日本の布や衣服に豊かな表現を与えてきたこれらの伝統的な技法、それを手がける職人たちのものづくりの姿勢に深い学びを得てきました。
本展では、歴史と伝統文化が息づく京都の地で“締”と“絣”の技術を今に受け継ぐ2人の職人を紹介します。
ひとり目は、染めの職人の重野和夫。京鹿の子絞りの伝統工芸士である重野は、縛る、括るなど、さまざまな染めの手法を継承しており、本展で紹介する板締めを操れる数少ない職人のひとりです。
ふたり目は、京都西陣で独自に発展した絣の技術を継承する葛西郁子。経糸をずらすことで文様をつくり上げる西陣絣に学んだ葛西は、緻密な計算のもと、万を超える糸を指先で組み替え、かすれたような独特な文様をつくりだしていきます。

本展が、職人の卓越した技とそこから生み出される文様の魅力にあらためて目を向けるきっかけとなれば幸いです。

会期:

11月1日(木)ー 28日(水)

会場:

ISSEY MIYAKE KYOTO

京都府京都市中京区柳馬場通三条下ル槌屋町89
Tel. 075-254-7540

シェア LINE Pinterest facebook X Mail