2022.01.20 | HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKE AUTUMN WINTER 2022/23 COLLECTION
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEは1月20日(木)、「A WORK OF ARC(ア・ワーク・オブ・アーク)」をテーマに、2022/23年秋冬コレクションをオンライン形式で発表しました。
テントのような布と骨組みでできている構造物を研究し、服づくりに応用した今回のコレクションは、プリーツの生地に円弧をひいて生まれる、新たな立体造形に取り組みました。生地の折り方と縫い合わせ方、またプリーツのかける方向を見直し、変化を付けることで見出したのは、身体を覆う服の形と、まるで生き生きとした彫刻のような佇まいです。
ARC
湾曲したポールが支えるテントの造形に着想を得たシリーズ。プリーツ素材に大きく描いた円弧が服の構造となり、しなやかな立体感を生み出します。トップは背中から袖口に、パンツは側面から内側に回り込む曲線の折り目が特徴です。
BOW
テントの上にかかるタープの自然にできる弓型のたわみを表現したシリーズ。身体に馴染むシルエットにもう一枚生地を重ねて、たわませることで間に少しゆとりを持たせています。トップもパンツも、横から見た時の立体的なつくりが際立ちます。
LANTERN
テントを透かすランタンのおぼろげな光を表現したプリントシリーズ。パステルで灯(あかり)の明暗を細かに塗り付けているため、柄の組み合わせと色味は大胆で、どこかあたたかみがあります。
FLIP COAT
ストレッチ性のあるヨコ糸で織り上げた、しなやかな風合いとさらりとしたシルエットが特徴のコートです。裾を肩まで折り上げてストラップで留めると、分量感のある軽やかなブルゾンとしても着用できます。
FRAME COAT
テントのつくりを服で表現する、中綿入りのアウターシリーズ。マットな質感の生地に、テントの骨組みの構造から発想したデザインです。裾部分のアジャスターを調節することにより、シルエットを変えることができます。
MONTHLY COLOR SEPTEMBER
秋を彩る鮮やかなマンスリーカラーシリーズ。新型の羽おりは、平面から立体に変化するテントの布が着想源。四角い生地の2つの角を中央に折り合わせることで生まれた三角形のフォルムは、脇に折り目がなく、ゆったりとしたシルエットが特徴です。
DECK’N COURT
HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEとWAKOUWAのシューズプロジェクト第五弾。今シーズンは、細いパイピングが特徴的なローカットモデルを、すっきりとした白と落ち着いた茶色の2色で展開します。パンチング加工が施されたシュータンのデザインも新鮮な印象を与えます。
本コレクションの全てのルックは以下のページでご覧いただけます。
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