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TYPE-Ⅰ

TYPE-Ⅰ

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEが異分野や異業種とのコミュニケーションからつくりだした最初のプロジェクト、「TYPE-I(タイプ・ワン)」

ソニーグループ株式会社が開発した米の籾殻を原料とする新素材「トリポーラス™」を使用することで、従来の染色では実現できない特別な黒を生み出しました。
トリポーラスを糸に練りこんで生地をつくるという方法で実現したこの特別な色は、従来の染色より色褪せにくく、日常生活のなかで長く活躍します。

“ジャンルの垣根を越えて人々とつながることで、ものづくりの可能性が広がる”という、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEと同じビジョンをもつトリポーラス。「TYPE-I」は、この素材による新しい色がもたらす衣服の可能性を追究するプロジェクトです。

A-POCは衣服が一本の糸から作られ、着てもらうまでのプロセス全体をデザインします。この責任あるものづくりを現代において発展させるため、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEは素材を作る上で常に原料について考えています。この取組みについて同様の視点を持ちながらトリポーラスのコミュニケーションデザインを手がけるソニーグループ株式会社クリエイティブセンターのデザイナー北原隆幸氏との出会いにより、本来廃棄される米の籾殻をテクノロジーによって新しい素材につくりかえたトリポーラスに新たな価値を見出し、今回の挑戦が始まりました。
アイテムはすべて日常に取り入れやすい、ポロシャツ、ジャケット、センタークリースのパンツの3型展開。トリポーラスの魅力を身近に感じていただくためのラインアップです。
この3アイテムを皮切りに、今後も本プロジェクト「TYPE-I」から、驚きとワクワクをお届けしていきます。

トリポーラス
世界中で年間約1億トン以上廃棄されている余剰バイオマスである米の籾殻を原料にした ソニーグループ株式会社が開発した新素材。マイクロ孔、メソ孔、マクロ孔と三つのサイズの孔が複合して存在しているため、さまざまなサイズの有機物質を多く吸着することができます。その機能を特徴とした素材として水や空気の浄化など幅広い応用が期待され、地球環境に配慮した循環型社会の実現に貢献しています。
トリポーラスを繊維・アパレル分野に応用したものが「トリポーラスファイバー™」です。 トリポーラスについては公式ウェブサイトをご覧ください。