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TYPE-XV SOAR NY project

ニューヨークを拠点に活動するグラフィックデザイナー/クリエイティブディレクター・花原正基氏が率いるグローバルデザインスタジオ「SOAR NY」との協業による「TYPE-XV SOAR NY project」。
本プロジェクトは、A-POC ABLE ISSEY MIYAKE独自の服づくりの技法とSOAR NYのグラフィックデザインを融合させることで、既成概念にとらわれない、現代における新たな美の在り方を探ります。

第一弾では、SOAR NYとの協業から生まれた二つのシリーズをご紹介します。

TYPE-XV 001

SOAR NYは、独自のプリーツ技法「Baked Stretch」とグラフィックデザインを精緻に組み合わせ、鮮やかな色彩と遊び心あふれるタイポグラフィによるオリジナルモチーフを創出しました。3種類の異なるグラフィックを、ワンピースとパンツのデザインとして展開します。
プリントの工程であらかじめ服のパターン線を版上に設計し、さらにプリーツ形状や色柄のデザインを重ね合わせて、視覚的にも構造的にも一体感のある表現を実現しています。特殊な糊をプリントした生地を高温で膨らませるBaked Stretchの技法で、平面のグラフィックが立体的に浮かび上がり、プリーツ形状そのものがグラフィックの一部として生かされています。着用すると立ち上がる造形と柄の様子は、固定された美ではなく、身体の動きに呼応して表情を変えていきます。動きの中で見出される、新たな美の可能性を提示します。

TYPE-XV 002、003
A-POCを象徴する無縫製ニットに、ダイナミックなグラフィックをプリント。SOAR NYならではの力強く現代的な柄が際立つTシャツのシリーズです。

TYPE-XV 002

TYPE-XV 003

SOAR NYより
A-POC ABLE ISSEY MIYAKEとの協業は、グラフィックデザインの新たな可能性を切り拓く挑戦でした。

直線や色彩が重なり合う「Momentum(勢い)」あるグラフィックが、「Baked Stretch」の革新的な技術により立体構造へと変化し、人が纏うことで初めて生きた表現となる。これはまさに、私たちSOAR NYが追求する「グラフィックデザインの拡張」そのものです。

緻密な計算と偶然性が生み出す、動きの中の美しさをぜひ体感してください。手に取ってくださる方の日常に、新しい驚きと高揚感をもたらすことを願っています。

SOAR NY
ニューヨークを拠点に、世界各地のプロジェクトを手掛けるデザインスタジオ。「美とは何か?」という問いを起点に、グローバルな視点から都市空間やライフスタイルに新たな感性をもたらすグラフィックデザインを追求している。

2025年、ニューヨーク市からの委託により、日本人デザイナーとして初めてブルックリン・DUMBO地区で大規模なパブリックアートを制作。主な受賞歴にニューヨークADC金賞、One Show金賞など。近年はニューヨークADCやロンドンD&ADなど、国際的なデザインアワードの審査員も務める。