TYPE-III Magarimono project

手仕事とテクノロジーを融合させ、これまでにないものを生み出す。そんなものづくりの面白さを、フットウェアブランドMAGARIMONOとともに追究するプロジェクト、「TYPE-III Magarimono project」。
A-POCは1998年の誕生当初から、テクノロジーを用いてものづくりのプロセスをデザインし、衣服の新しい表現や体験を実現してきました。 そのA-POCを発展させていくA-POC ABLE ISSEY MIYAKEと、3Dプリントによって靴づくりのプロセスの改革を試みるMAGARIMONO。次世代のものづくりを見据える両者の出会いによって生まれた、新しいサンダルです。

TYPE-Ⅲ
草履をデザインのベースにした、素足で履くことができる男女兼用のサンダル。3Dプリントの技術を駆使して、手で紐を直に編み込むことができる特別なソールを生み出したことにより、編み込まれた草履の部分が意匠としてだけでなく、クッション性のあるインソールとしても機能します。 最新テクノロジーとハンドクラフトを掛け合わせ、そのどちらの魅力も併せ持つアイテムです。

MAGARIMONO
「異端は未来のスタンダードとなる」を理念にフィジカルと3Dテクノロジーによって靴づくりのプロセス改革を試みるフットウェアブランドです。

MAGARIMONO社より
このプロジェクトは、デザイナーの宮前さんとのブレストを重ねていく中で「3Dプリント技術で “日常使いできるやさしい靴” をデザインすると何が生まれるのか?」という問いからスタートしました。 試行錯誤を重ね1年かけ開発しました。イッセイ ミヤケのデザインの考え方には共通点が多く、高いモチベーションで開発を続けることができました。
「TYPE-Ⅲ」では伝統と革新の2つを調和させながら、日常で使えるプロダクトに技術を落とし込みました。フットウェアプロセスから構築したことで生まれた新しい一つのデザインを、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEと共同で生み出せたことを大変嬉しく思います。