スペシャルプロジェクト

HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEとデザイナー/アーティストであるRonan Bouroullec(ロナン・ブルレック)氏によるクリエイティブ・セッション。ブランドのデザインチームと同氏のドローイングの取り組みは、そのままアートの作品群をコレクションに取り入れるに留まらず、多彩で豊かな素材集として自由に扱い、作品の世界へ飛び込んで遊ぶように創作したプロセスが特徴的です。こうして発展したこのコレクションは、ブルレック氏が示したブランドのものづくりへの深い理解と、セッションを通して行われた発想力豊かな数々の交流に基づいて完成されたものです。
Ronan Bouroullec
1971年カンペール(ブルターニュ)生まれのフランス人デザイナー。2000年にパリの「A-POC」の店舗設計を弟とともに手がけるなど、イッセイミヤケ社との関わりも深く、20年以上に渡りデザイン活動を行ってきた。家具、照明、空間、建築や展示など幅広い分野において、国際的デザイン会社と協業を行い、その多くが世界中の美術館やデザイン界に高く評価されている。デザイナーとしての活動のほかに、ドローイングは日常生活の一部(ライフワーク)であり、デザイン活動のインスピレーションとなっている。そのドローイングは、アートコレクターやギャラリーに求められているとともに、世界中の有数の美術館と財団で収蔵、展示されている。
Ronan Bouroullec:
On the Wilds of Creativity
このクリエイティブ・セッションでは、同氏が描いた作品の世界に没入し、生き生きとした数々のドローイングから見出だした色と形、そして筆致の流れる動きまでを服づくりに取り込んでいます。そんな作品と対峙し対話するプロセスを通して、作品と衣服との密接で調和の取れた関係性を明らかにし、ひとつの新しい取組みの形を表しています。ブルレック氏の仕事と服づくりの工程で構成した、「対話」と題する特別映像からこの取組みの持つ可能性を探ります。
ISSEY MIYAKE SHINJUKUのSHIKAKUにて特別展示を開催しています。詳しくはこちらをご覧ください。
※展示されているシリーズ、アイテムに関しては8月以降に順次発売予定です。

「RB_DRAWING PRESS SHIRT 2」

「RB_DRAWING COAT」

「RB_BAS RELIEF SHOULDER BAG」

「RB_DRAWING SCARF」