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第2話「旅の記憶装置」

第2話「旅の記憶装置」

アートとグルメに走った韓国。
真っ青な空と海が広がるプーケット。
紅葉の絨毯を歩いた京都。
白銀の世界に包まれた美瑛。

どこに出かけても、
旅を共にする友達が愛用の一眼レフで
完璧な写真を撮ってくれるおかげで、
私がわざわざスマホを取り出す必要はない。

友達が真剣なまなざしでファインダーを覗き
シャッターを切っているあいだ、
私はその傍らで小さなノートを広げて
その瞬間を言葉で書き留めていく。

最初は旅の行程や移動ルートを
メモしておく程度だった。

でも、いつしか
地域の食材を使った旬の料理や
偶然見つけた可愛いショップ、
初めて耳にする異国の言葉など
次々に出合う新しい体験を
記録するようになっていった。

そのうちに思いがけないハプニングや
友達とのくだらない会話までも書き残すようになり、
しばらく経ってから読み返してみると
思わず吹き出してしまうことがある。

写真を眺めて思い出を辿るのも好きだけど、
私にとってこのノートは、心の変化や
素直な気持ちを残す「旅の記憶装置」。

航空券やバスや電車の切符や、
買い物をしたカフェやショップのカード、
レストランのレシートも
記憶のかけらとして
ノートのポケットに
そっとしまい込んでおく。

テキスト:猪飼尚司
イラストレーション:宮崎知恵(STOMACHACHE.)

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コンパクトなノートブックとカードポケットを組み合わせた新しい発想のアイテム。使い方は人それぞれ、自由自在です。人やモノ、新しいアイディアとの出会いをポケットにイン、ノートにオン。

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