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2023.12.22 | A-POC ABLE ISSEY MIYAKE 新プロジェクト「TYPE-VII Kouzoshi project」がスタート

異分野や異業種との出会いからさまざまな「ABLE」を生み出すA-POC ABLE ISSEY MIYAKEは、株式会社三彩と協業したプロジェクト「TYPE-VII Kouzoshi project」を発表します。

株式会社三彩(以下、三彩)は、高知県土佐市にある三和製紙グループの一員。江戸時代から地元に根付く土佐楮(とさこうぞ)を使用した紙づくりを継承し、次世代へと繋ぐさまざまな新しい取組みに挑戦しています。
2018年より、創始者である森澤豊明氏の「こそ、最高の維」という強い思いから、和紙作りの技術を応用し、従来とは全く異なる製法での楮和紙糸の開発に取組んできました。

TYPE-VII Kouzoshi project
TYPE-VII Kouzoshi project

和紙の糸は、マニラ麻を主とするロール紙をスリット状に割いて撚糸したものが一般的に流通していますが、三彩がつくる和紙糸は、楮の繊維からそのまま一本の糸の形状に漉いて加工する製造技術を世界で初めて開発しました。そして、楮の施設栽培から原料の加工を独自の機械によって効率化させ、糸になるまでの製造工程を三和製紙グループ内で全て完結するという、画期的な一貫生産体制を敷いています。

A-POC ABLE ISSEY MIYAKEは三彩の楮絲(こうぞし)づくりにかける熱い思いに共感し、約3年前に取組みがスタートしました。

「TYPE-VII Kouzoshi project」では、その世界初となる一本の楮絲から一枚の布が織り上がるまでのプロセスを紹介し、伝統を未来に繋げるための活動を行っていきます。

また、2024年1月5日(金)からはISSEY MIYAKE KYOTO | KURAにて、「TYPE-VII Kouzoshi project」に焦点を当てた展示を開催します。楮絲づくりにかける現場の熱い思いをぜひ体感してください。

TYPE-VII Kouzoshi project

TYPE-VII

第一弾のストールは2024年5月1日(水)に販売をスタートします。

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